まいにちえがお新聞

女子大生の日常のような雑記です。ラジオやってます。神木隆之介くんとウニ丼を食べるのが目下の目標です。→erimomo.com←

セッション

渋谷シネパレスにて、レイトショーで映画『セッション』を鑑賞してきました。

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友人からものすごくおすすめされていたので気になっていて、ようやく余裕ができたので観に行くことに。

 

感想。

体中がビリビリしました。

 

衝撃です。

よくある師弟関係の成功ものの話、、、かと思いきや、予想を裏切られる展開の連続。

 

常に緊張感をもちながら、息をのむのもためらわれるくらいの劇場内の空気に、ひりひりしながらも画面から目が離せませんでした。

 

これは絶対に劇場で観るべき作品。

素晴らしいジャズの演奏も楽しめるし、読めない展開と緊張感に2時間集中しっぱなしで、映画館で観たほうが絶対に面白いと思います。

 

海街diaryも面白かったけど、セッションはまた違うビリビリだったなー。

 

今まではコメディとかヒューマンとか恋愛映画が好きだったんですけど、どうしてそれが流行っているのかを知ることは大事だと個人的に思っているので、最近はアクションとかサスペンスとかにも手を広げて観るようにしています。

 

 

以下、ネタバレを含むので読みたくない方はとばしてください。

 

アンドリューとフレッチャーの関係は師弟関係といえるのかどうか疑問に思っていたけれど、最後の映像でその疑念は拭われました。

 

あんなふうに罵倒されて殴られて心も体もぼろぼろになるまで指導されるのは嫌だけど、でもそこまでされても向かいたい場所があることは素晴らしいと思った。

 

寝て起きてもジャズとドラムのこと、手から血が出て汗と血まみれになっても練習をやめないアンドリューの狂気に満ちた執念には、身震いします。

 

自分は偉大になりたい、自分は選ばれた人間だと思い努力する姿勢は良いかもしれないけれど、周りを見下してしまってはいけないとも思いました。

 

彼女のニコルに対しての態度もそう。

結局自分しか見えてないし、自分は偉大な人間だからといってすべてが許されるわけではない。

 

すべてを失ったあと、冷静になって彼女に謝ったとしても、もう遅いんですよね。

人は良い意味でも悪い意味でもかわる。

だから、最初は良い人だったとか、悪いほうに変わってしまった、ってなるのも仕方ない。

 

だけど、だからこそ、すべてを壊してしまったらもう取り返すのは難しい。

相手がまともな人だったらなおさらだと思います。


「自分は前とは違う人間なんだ!変わったんだ!」
と言われても、ああそうとしか言えないですしね。


アンドリューがニコルに電話して断られるあのシーンは痛々しかったです。切なくて。

 

フレッチャーに関しても、自分は生徒のためを想って教育していたと言ったとしても、それはエゴなんじゃないかと。


落ちこぼれの生徒を有名なドラマーにまで育て上げて挙句自殺させてしまうことと、落ちこぼれのままドラマーになれず長く生きていくこと。

どうなんだろう。

でもどちらにしても苦い。


わたしたちには中間がない。

欲は絶えず溢れてくるし、なりたいものの像は果てしなくって、偉大な人々は歴史上に溢れんばかりにいる。


やればやるほど「これでいい」と思えなくなるし、偉大な先人たちがいれば「自分もそうなれるかもしれない」と憧れを希望を持つ。


だから生きるのは難しい。
挑戦、妥協、何を選ぶにしても苦い。

 

 

 

 


この映画を観たひとたちも、みんな何かしら日々「選択」を迫られていて、それで良かったのか、答えを模索しながら生きているんだと思う。


でも、自分が出した答えに這いつくばってでもしがみつく。
掲げた理想にぼろぼろになるまで食らいつく。


そんな姿がうらやましく思えて、ちょっとだけ勇気をもらえる、そんな映画でした。


あービリビリしたな~ほんと。

すっごく面白かったです。

 

 

 

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