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まいにちえがお新聞

女子大生の日常のような雑記です。ラジオやってます。神木隆之介くんとウニ丼を食べるのが目下の目標です。→erimomo.com←

キュンチョメ『ここではないどこか』@高円寺

いってきました。

今日は朝からきもちのいい天気で、風もなくぽかぽかの小春日和だったので、おふとんを干したり家事をすませて、散歩がてら高円寺へ。

正規のルートではなく、野方~高円寺までの住宅街を探検しながら行ったので、30分くらいかかっちゃいました。

けど、古びた建物や昔ながらのコインランドリー、理容室(美容室)の写真もとれたので大満足です!

天気のいい日にラジオを聴きながら、住宅街を歩くのってほんとに幸せがつまってます。

大人もこどもも家族でゆっくり休日を楽しんでて、耳からは素敵な音楽が流れてて、太陽はあったかくて。

幸せな時間でした。


3時すぎに高円寺について、おめあての個展へ。

キュンチョメというアーティストが、震災についての展示を5日間ほどしていて、今日は最終日の前日だったので、わりと人が多かったです。

以下、ネタバレとともに、感想を。


入った瞬間、おおきいうさぎの着ぐるみが。 じぶんにむかって、中指をたてていました。

みえない人間が、たくさん、着ぐるみをきたままひとを傷つけることのできる世の中。

じぶんも、あなたも。   どきっとしました。

311以降、いろいろな言説が飛び交って、大人たちの対立は目に見えて激しくなっています。

わたしももう21歳で、大人の仲間入りをしてはいますが、まだまだ心はこどものそれです。

年配の方たちが、自分の主張を強くおしすすめていたり、誹謗中傷していたり、はたまたされていたりするのを、SNSの発達のおかげもあってか、見かけることが多くなりました。

そのたびに、大人もこどもも関係なく、人間なんだな、としみじみ思わされるのですが…。

もう一度、なにかの意見をいうときも、またなにかに反応するときも、きちんとじぶんをもっていよう、と改めて思わされました。、

自分の名前を公表するとかいう単純なことではなくて、その思想や根拠を明らかにする。借り物じゃだめ。

『自分』をしっかり持とう。


つぎのお部屋では、ひとりの小柄な女性が、被災地の海岸に山積みにされた瓦礫、ひとびとの生活の跡に、赤いスプレーで『人』という文字を書いていくという映像が流れていました。

”『人』という字は、人と人とが支え合ってできている”

と、永遠に言い続けながらもくもくとスプレーで字を書いていく女性。

すごく、すごく、切なかった。苦しかったです。

はたして今は、人と人とが支え合っている社会でしょうか。

311以降、日本はがらっと変わってしまいました。

大きな歴史の流れの中に、いま、じぶんたちは生きている。日々感じます。

どうしても、自信をもって、いま、日本はみんな支え合っていってるよ!と、いう事ができません。わたしは。

これもわたしの強い主張なのです。どうして?どうして?と、ほかの人に自分の考えを投げかけて、知ってもらいたい。

だれかにじぶんの考えをわかってもらいたいなんて、傲慢です。おごっています。

けれど、そうせずにはいられなくて、そんな自分がどうしようもないと思いつつ、日々考えています。

この映像をみて、じぶんのもっている主張が、また強くなりました。

やっぱり、どうにかして原発をなくしたいなぁ。

原発がなきゃ、生きていけないでしょ。と、言われました。

今のエネルギー政策ではそうなってしまいますが、じゃあ変える努力をしてみたのか?というと、答えはNOですよね。

福島が大変なことになっていて、苦しんでいる人たちがいまもまだたくさんいて、何もかも全然安全じゃなくて。

反対する理由はこれだけじゃだめなのでしょうか。

おなじ、おなじ人間なのにね。

原子力エネルギーから自然エネルギーにシフトするのは、いろいろな学者さんも言っている通り、可能だとわたしは思っています。

なにかがおかしいです。なんで、みんなの生活や命が目の前で崩されて、泣いているひとがいるのに、まだそれを推し進めることができるのかがわからないんです。

きちんと学んで考えることのできる市民ならば、原発推進しようなんておもわないと思うんですけどね。

利権やお金が絡んでいる学者や官僚や政府の「お偉いさん」方はともかく。




・・・と、ここまで勢いで書いて下書き保存をしたままでいました。


 なんだか、ほんとに自分の中のゆらゆらしていた気持ちを、しっかりと立て直すことができた日でした。

アーティストって本当にすごい。自分にはないものをたくさんたくさん、持っています。行動されています。

じんわりと、影響をうけて、しとしとと歩いて帰りました。

良い日でした。